油絵による肖像画3

油絵による肖像画3

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男らしいロックのイメージを表現したかったので、 水彩ではなく油絵の具のヘビーな感じの肖像画で表現してみました。特に顔のしわを大事にしました。 まずは、写真を見ながら、スケッチブックにデッサンをします。イラストボードにアクリル系のジェッソを塗ります。 ジェッソは地塗り用の白の絵の具です。一晩乾かしたら、鉛筆で人物の顔とシャツ、背景の輪郭線だけをトレースします。 背景の緑色をアクリル絵の具で塗ります。白の絵の具を混ぜながら厚塗りでぼかしていきます。油絵の具のよく使う手法です。全体の色はイラスト的に明るい感じにします。肌の部分の一番明るい色をアクリル絵の具で少し多めにつくり、肌全体に一色で塗りつぶします。髪の部分は塗りません。 シャツの赤い色も同様に塗りつぶします。絵の具が乾いたら。トレーシングペーパーで目や鼻口等を鉛筆で写します。 濃いめの鉛筆で調子をつくります。鉛筆デッサンのハッチングです。ハッチングとは鉛筆の線の集積でグラデーションをつくる テクニックです。立体を意識した描き方、かたちにそって線を描くのがコツです。次に、 アクリル系のマットメディウムを水でうすめてエアブラシで吹き付けます。鉛筆を定着させます。 セピアの油絵の具を人物全体に塗ります。うっすらと人物がみえる状態です。溶液で油絵の具を溶かしながら、 木綿の布で絵の具抜いていきながら調子をつくります。油絵の具はホルベインのDUOという水に溶ける特殊な油絵の具です。 最後に白の絵の具で歯や目の白い部分を修正して肖像画の完成です。長年かけて完成した私のイラストテクニックです。

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